国際機構論

講義概要

  • 現代の国際機構について理解するための基本的な概念的理論的枠組について学習する。
  • 個別の国際機構の制度を説明する形にはしない。
  • グローバル政治における国際機構の役割について理解することがこの講義の目的。

学習目的

  • 履修者が下記2点に習熟することを学習目的とする。
    (1)国際機構の基礎概念
    (2)国際機構の基礎理論

成績評価

  • リアクションペーパーと最終レポートにより評価

授業計画

  • 第1週:

導入。なぜいま国際機構が重要なのか。戦争の時代に国際機構について語る意味。国連システムとリベラル国際秩序の危機について。

  • 第2週:

国際機構の定義、歴史。主権国家システムについて。

  • 第3週:

主権とグローバル化。グローバル化を促進する国際機構、主権国家をグローバル化から守る国際機構。

  • 第4週:

国際機構における主権国家の義務、規範遵守、義務違反国家への制裁について。(1)

  • 第5週:

国際機構における主権国家の義務、規範遵守、義務違反国家への制裁について。(2)

  • 第6週:

国際機構と国家のパワー(1)

  • 第7週:

国際機構と国家のパワー(2)

  • 第8週:

国際機構について理解するための国際政治の理論(1)

  • 第9週:

国際機構について理解するための国際政治の理論(2)

  • 第10週:

国際機構について理解するための国際政治の理論(3)

  • 第11週:

国際機構の役割。問題解決と理念実現(1)

  • 第12週:

国際機構の役割。問題解決と理念実現(2)

  • 第13週:

国際機構の役割。問題解決と理念実現(3)

  • 第14週:

国際連合について。第3の国連という概念。これからのグローバル社会にとって、国連システムに果たすべき役割は何か。

  • 第15週:

講義全体のまとめ。予備日。


参考文献

  • 最上敏樹(2016)『国際機構論講義』岩波書店。
  • Barkin, J. Samuel. (2013) International Organization: Theories and Institutions. Second Edition. Palgrave Macmillan.
  • Hurd, Ian. (2021) International Organizations: Politics, Law, Practice. Fourth Edition. Cambridge University Press.
  • Weiss, T. G., et als. (2019) The United Nations and Changing World Politics. 8th edition. Routledge.
  • Carayannis, T. and Weiss, T. G. (2021) The ‘Third’ United Nations: How a Knowledge Ecology Helps the UN Think. OUP.